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新作 ■ 色紙額 /『 同じ 月を 見ている 』■
現代のぼくらにとっての当たり前は、先人たちにとっては…そうではありませんでした…。
例えば、お互いが生きている間に「会いたい」と思える人物に、『もう一度、会える』なんてことは……“ごく稀” な出来事だったのです。
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古事記を編纂したとされる人物。
「太 安万侶(おお の やすまろ)」と「稗田 阿礼 (ひえだ の あれ)」であることは有名ですが…
編纂された古事記は、いつしか時代を経て
読み方を失われ、誰も読み解けない書物になってしまっていました。
そのような…古代の遺物を
文字通り「読めるようにした」人物がいます…。
それが
「本居宣長(もとおり のりなが)」であります。
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本居宣長は…
冒頭の「天地」という字列を、どのように読むかに5年もの歳月をかけ、研究の末 “アメツチ” と読む…としました。
さらに、その読み方を皮切りに古事記の註釈書『古事記伝』(全44巻)を完成させるまでに35年もの歳月を費やしたのです。
尋常ではない…。
狂氣さえ感じる…年月と労力をかけ…
『古事記伝』を創り上げた本居宣長ですが
“天才でした” なんていう
安っぽい定型文では、到底語ることができない
途方もない精神性であったことは間違いなく…
それでは、いったい “何が” …
そうまでさせたのか。
本居宣長の35年を…その精神を…
根底から支え続けたのは、何だっのでしょうか。
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それは…
たった一人の人物との『出会い』でした。
それも “たった一夜だけ” の会合。
國學者であった本居宣長が生涯心の支えとしたのは…
尊敬する國學者・賀茂真淵(かもの まぶち)との
たった一度だけの出会いだったのです。
(『松阪の一夜』と呼ばれる)
生涯で一度限りの真淵の会合。
その時の “教え” が
本居宣長を支えたのです。
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現代に生きる私たちには…
そう易々とは、想像できないような世界観かもしれません。
スマホが一台あれば
世界中のどこにでも、誰とだって繋がれる時代。
しかしながら、
そんな手段がなくとも。
先人たちは、“月” に想いを馳せたのでしょう。
時には、御神木に…
時には、海に…
時には、渡り鳥に…
時には、磐座に…
『あの人も、きっと…。同じ空の下。私が見ている、この同じ月を…。どこかで見ているかもしれない』と。
これは、
そんな “想い” を込めた作品です。
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